キャスティング上達の近道 その2
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飛ばしっこはやめたい
30ヤード投げられると20ヤードのキャストでは余裕ができて良いキャストができる。だから巻いてあるラインを全部引きずり出すくらいのロングキャストを練習するとよいという考え方があります。
このフルラインキャスト信奉による弊害を感じます。

そもそも標準的な道具立てで30ヤードのキャスティングは限界近いものがあります。
物理的な面での難しさを克服するために大きなストロークや上体を使ったりと、長いフォルスキャストを維持するための技術と体力を磨くわけですので、それ自体が意味のないものではありません。
しかし、キャスティングのよりよいメカニズムの理解はどこかへ忘れ去られがちになるようです。
力の入りすぎた無駄の多いキャスティングスタイルに陥ることも考えられます。
いちばん問題なのはフルラインキャストが出来たことにより、キャスティングが上手くなったと思い違いすることです。

確実に届く距離に標的を決めて練習を始め、徐々に遠くにしていくと良いと思います。
常に動作に無理のない状態を意識しながら、実戦でのキャストを想定するとよいです。
その結果、ラインが全部ひきずりだされるようになればほんものです。


これはキャスティング競技の批判では決してありません。
あくまでも、上達の近道を考えた上での注意点です。
基本的な技術が備わっていてさらなる飛距離を追求する人には無関係な話です。



 

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RacmanFlycastingNote